こんにちは。横浜元町通り矯正歯科です☆
矯正用語についてシリーズでお話していこうと思います。
私たち横浜元町通り矯正歯科では、できるだけ患者様がわかりやすい用語を使うよう心がけておりますが、矯正治療では様々な専門用語がでてくるときがあります。インターネット等で調べている際に、よくわからない矯正用語が出てくると思います。
矯正を始めたい方、以前やっていた方、すでに始めている方にとって、少しでも矯正の専門用語について知る機会になれば幸いです。
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「正中離開」 について ~『歯と歯の間が空いてる』~
「正中離開」とは、不正歯列のうちのひとつで、上の前歯の左右が離れており、隙間が空いている状態です。
「すきっ歯」ともいわれることがあり、一番前で大きい歯なのでとくに目立ちやすく気にされる方が多いです。
上の前歯以外でも隙間が出来ている場合は、「空隙歯列」ともいいます。
小児で大人の歯に生え変わりの時期は、横からほかの歯が生えてくる際に押してくれることで真ん中が閉じることもあります。
全てが大人の歯に生え変わっていてもまだ隙間が空いている場合は、不正歯列と診断されます。
歯は本来隣の歯とくっついていますが、歯と歯が「離開」していることで、汚れがたまりやすく虫歯になったり歯周病になりやすいことがあります。
勿論見栄えも良くないという理由で閉じたいと考えられる方も多いです。
原因として考えられることとしては、
①歯の交換がうまくいっていない
②歯にたいして顎が大きい
③歯の本数が足りない
④舌の力が強い
⑤唇を閉じれていない
⑥上唇小帯(上唇と歯茎をつないでいるスジ)の異常
⑦下の歯が突き上げている
⑧歯周病が進行している
….etc
「正中離開」や「空隙歯列」の歯列矯正においての治療方法としては、主にゴムの力やワイヤーやマウスピースで閉じていきます。
また、一般治療としてレジンをつけ足したり被せ物をかぶせることもあります。
一方で、上唇小帯(上唇と歯茎をつないでいるスジ)の位置異常の場合は、歯を寄せようとしても寄らない場合がありますので、メスなどで切除する場合があります。
当院では、お顔の写真や口腔内写真やX線や3Dスキャン等を用いて総合的に「離開」の原因を見極めて、「空隙」
を閉じることが出来るような計画を立てていきます。
是非一度当院にて無料矯正相談をお受けいただければ幸いです。