こんにちは。横浜元町通り矯正歯科です☆
矯正用語についてシリーズでお話していこうと思います。
私たち横浜元町通り矯正歯科では、できるだけ患者様がわかりやすい用語を使うよう心がけておりますが、矯正治療では様々な専門用語がでてくるときがあります。インターネット等で調べている際に、よくわからない矯正用語が出てくると思います。
矯正を始めたい方、以前やっていた方、すでに始めている方にとって、少しでも矯正の専門用語について知る機会になれば幸いです。
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「親知らず 智歯 8番目の歯」 について ~『実はこっそり隠れていることも』~
「親知らず」とは、正式名称は第3大臼歯であり、前から数えて8番目の歯であり、「親不知歯」「智歯」ともいわれます。
だいたい20歳ごろに生えてくる歯であり、ひとの歯のなかで最後に生えてくる歯です。
「親知らず」という名の由縁は、人生50年と言われていた時代に、生えてきたころには親と死別していたり、親元からはすでに離れているということからきているとも言われています。
「智歯」(wisdom tooth)という名の由縁は、知恵がついてきたころに生えてくるからと言われています。
「親知らず」は退化傾向が強く、他の歯と比べて小さかったり、生えてこない場合もあります。
生えてこないからと言って問題になることはほとんどないと考えられています。
元々無い場合や出来上がっているけれど歯茎から顔を出していない場合もあります。
生えているけども一部だけ歯茎から顔をだしていたり、斜めに生えたり、横向きに寝転がっていたりすることがあります。
一部埋もれている場合を「半埋伏」、完全に埋もれている場合を「完全埋伏」といいます。
横向きに埋もれている場合を「水平埋伏」ということもあります。
「親知らず」が原因で起こる悪影響として
①親知らずが虫歯になる
②智歯周囲炎(親知らずの周りの歯茎が腫れる)
③隣の歯が虫歯になる
④隣の歯が歯周病になる
….etc
特に、智歯周囲炎は一部顔を出している親知らずによく起こることであり、一番奥でブラッシングしずらかったり、一部歯茎が被っていて汚れがたまりやすい等の原因があります。
症状としては、腫れ・痛み・膿・飲み込みのしずらさ・口が開けずらい・全身倦怠感などが起きることもあります。
ストレスや疲れが多い時や免疫力が低下している場合に起きやすいです。
親知らずの痛みへの治療方法としては、ブラッシングの指導や抗生剤の局所投与や抜歯などがあります。
当院では、矯正治療にともなって、歯を奥に移動するために親知らずの抜歯を検討する場合があります。
もちろん親知らずの抜歯をせずに計画することもあります。
矯正で親知らずを抜かなければいけないといわれた方も是非一度当院の無料矯正相談をご利用いただければ幸いです。