こんにちは。横浜元町通り矯正歯科です☆
矯正用語についてシリーズでお話していこうと思います。
私たち横浜元町通り矯正歯科では、できるだけ患者様がわかりやすい用語を使うよう心がけておりますが、矯正治療では様々な専門用語がでてくるときがあります。インターネット等で調べている際に、よくわからない矯正用語が出てくると思います。
矯正を始めたい方、以前やっていた方、すでに始めている方にとって、少しでも矯正の専門用語について知る機会になれば幸いです。
****************************************************
「固定源 アンカレッジ」 について ~『むしろ動かさない歯もある!』~
「固定源」とは、歯を動かす矯正の際に、動かさない歯を決めて動かさない歯のことです。
歯の移動の反対で、動かさない歯があることでほかの歯が動きやすくなります。
水に浮かぶボートをイメージしていただければわかりやすいです。
岸など完全に固定されているものから、浮いてるボートを引っ張るとかなり強い力で引くことが出来ます。
歯の移動も同じであり、移動させたい以外の歯は「固定源」として船のイカリのような役割としてその場でずっしりと構えておいてもらいます。
動かす歯に対して、この「固定源」となる歯の数が多ければ多いほどその場を動かず引っ張り寄せることが出来ます。
前歯を後ろに下げたいときなどは、奥歯の大きい歯を数本まとめて「固定源」として動かさずに前歯を引っ張っていきます。
逆に前方に前歯を出したいときは、奥歯を「固定源」としておいて、それを押す力を利用して前歯を前に移動させます。
歯を前後に移動したい
隣の歯との隙間を縮めたい
前歯が出ている
歯が倒れこんでいる
歯が傾いている
…などに利用されます。
マウスピース矯正において歯を移動させることで抜歯しなくてもいい場合がございます。
当院でのマウスピース矯正では、抜歯有り無しのどちらの計画も立てていき、患者様の選択肢としてご提案することもできます。
極力抜歯せずに並べることは大切ですが、どうしてもスペースが足りない場合は抜歯をご提案する場合がございます。
マウスピース矯正でスペースがないからできないと言われた方も一度当院の無料矯正相談にお越しくださいませ。