こんにちは。横浜元町通り矯正歯科です☆
矯正用語についてシリーズでお話していこうと思います。
私たち横浜元町通り矯正歯科では、できるだけ患者様がわかりやすい用語を使うよう心がけておりますが、矯正治療では様々な専門用語がでてくるときがあります。インターネット等で調べている際に、よくわからない矯正用語が出てくると思います。
矯正を始めたい方、以前やっていた方、すでに始めている方にとって、少しでも矯正の専門用語について知る機会になれば幸いです。
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「スケーリング PMTC」について ~『歯のプロフェッショナルケア』~
「スケーリング」(Scaling)とは、スケーラーという先が細い器具を使って、歯の表面や歯周ポケットに残っている汚れを取っていくクリーニングのことです。
超音波スケーラーは、超音波で微細振動をしている先端を歯面や根に近づけることで、歯についている歯垢や歯石を除去し、口腔内環境を整えます。
ハンドスケーラーは、先端が刃物になっており、歯面や根についている歯石を刈り取っていきます。
「PMTC」(Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは、歯科専門のスタッフが、回転ブラシや回転ラバーや研磨剤を使って、歯の表面の汚れや着色やバイオフィルムを取っていくクリーニングのことです。
歯の一本一本を様々な角度からクリーニングすることで、歯ブラシや含嗽剤では落としずらい歯の表面に粘着しているバイオフィルムを落としていきます。
通常の歯ブラシで取り切れていない磨き残し等の汚れがあると、歯垢や歯石へと変わっていきます。
磨き残しを栄養として、細菌が歯を溶かしたり炎症を引き起こす成分をだすことで、虫歯や歯周病といったトラブルを生じます。
歯垢(プラーク)は歯の表面についている白くネバネバとしたもので、食後の磨き残しがあると数時間でできあがります。
歯石は歯の表面や根についている白色や黄色や黒色の硬いもので、唾液の成分と合わさってゆっくりとできあがります。
歯垢は歯ブラシで除去することが出来ますが、歯石はとても硬いため専用の器具を使わないと除去できません。
マウスピース矯正では、アタッチメントの周りに歯垢がついたり、装着しているときは口腔内が乾燥しやすく歯石がついたりするときがあります。
当院では、矯正治療開始前や治療途中でクリーニングをご提案する場合があります。
ご自身のかかりつけ歯科に通われている方は、そこでクリーニングしていただいて問題ございません。