こんにちは。横浜元町通り矯正歯科です☆

矯正用語についてシリーズでお話していこうと思います。

 

私たち横浜元町通り矯正歯科では、できるだけ患者様がわかりやすい用語を使うよう心がけておりますが、矯正治療では様々な専門用語がでてくるときがあります。インターネット等で調べている際に、よくわからない矯正用語が出てくると思います。

 

矯正を始めたい方、以前やっていた方、すでに始めている方にとって、少しでも矯正の専門用語について知る機会になれば幸いです。

 

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「IPR」「ディスキング」「ストリッピング」について　　～『歯のダイエット』～

 

「IPR」(Interproximal Enamel Reduction) とは、

Interproximal(隣り合った歯の間)のEnamel（歯の表層のエナメル質) にReduction(削り)をすることです。

「ディスキング」(Discing)や「ストリッピング」(Stripping)ともいわれる時があります。

隣の歯とぶつかっているところを少し削って、歯のよこ幅を細くして、歯を並べるスペースを確保していきます。

『歯のダイエット』をすることで、ギュウギュウ詰めで身をよじりながら座っていたベンチにしっかりと座れるようにする手助けとします。

 

歯の表面はエナメル質という人体で一番硬い組織で覆われています。

厚みは約1~2mmほどであり、その 約1/3程度(0.3～0.6mm)の範囲で削っていきます。

歯を削ったからといって、虫歯になったり、歯がしみるといった心配は特にありません。

 

ガタガタで重なりがあるとき

前歯を下げたいとき

真ん中がそろっていないとき

出来るだけ歯を抜きたくないとき

...などなど様々なシーンで使用していきます。

 

「IPR」をすることで、抜歯を回避したり、治療期間を短くできたり、歯茎や骨に無理のないプランを立てるのに役立つことがあります。

もちろん、歯を削らないにこしたことはないので、必要最小限のIPRのプランを立てていきます。

患者様のなかでは、たくさんの歯をIPRするよりも、抜歯するプランを選ばれる方もいらっしゃいます。

当院では、症例によっては、抜歯なしでIPRが多いプランと抜歯ありでIPRが少ないプラン等の比較を行い、メリットデメリットご説明の上で選んでいただいております。

他院で抜歯しないといけないと言われた方や歯を抜くのが怖い方も当院での無料矯正相談お待ちしております。