アンカースクリューBLOG|横浜、中区(石川町)で目立たないインビザライン治療を行なう横浜元町通り矯正歯科

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アンカースクリュー

矯正用語集
アンカースクリュー

こんにちは。横浜元町通り矯正歯科です☆

矯正用語についてシリーズでお話していこうと思います。

 

私たち横浜元町通り矯正歯科では、できるだけ患者様がわかりやすい用語を使うよう心がけておりますが、矯正治療では様々な専門用語がでてくるときがあります。インターネット等で調べている際に、よくわからない矯正用語が出てくると思います。

 

矯正を始めたい方、以前やっていた方、すでに始めている方にとって、少しでも矯正の専門用語について知る機会になれば幸いです。

 

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 「アンカースクリュー」 について   ~『矯正治療の幅を広げる医療用の小さなネジ』~ 

 

矯正用アンカースクリューとは、

生体適合性に優れた金属である安全なチタン製の小さな医療用ねじのことをいいます。

これの登場により、従来では難しかった方向への歯の動きが可能となり、

外科的手術でなければ難しいケースでも手術を回避出来る場合や、

従来法のみでは抜歯矯正だった治療を非抜歯矯正でも可能に出来るなど、

見た目は小さいネジですがとても大切な役割を果たします。

 

なぜそのようなものが重要かというと、

まず矯正で歯を動かすには固定源となる引っ張る為の土台、楔のようなものが必要になります。

全ての歯がふわふわと動いてしまう状態であれば本来動かしたかった歯以外も動いてしまい、

意図しない方向へ並んでしまうことになります。

 

これを避けるために固定源を用意するのですが、例えば奥歯何本かを動かさないように設定して

固定源として使用したり(それでも多少は引っ張られる方向へ動きます)、

ヘッドギアという頭にかぶる装置で頭部を固定源として歯並び全体を後退させたりするのが主流でした。

しかしヘッドギアという装置は長時間使用しなければならず、

患者さんの負担がやや大きいことがネックでした。

 

そこでアンカースクリューの登場により、そのような大きな装置を頭に被らずとも

歯茎に直接小さなネジを埋め込んで固定源とし、より多方向へ動かすことが可能となりました。

ヘッドギアのように取り外すことがないためそのまま休みなく力をかけ続けることが出来、

結果的に治療期間の短縮にもつながります。

ただしデメリットとしてはネジを埋め込むという侵襲があること、稀に脱落すること、

ネジ周囲も清潔に保たないと粘膜に炎症が起きる場合があること等が挙げられます。

 

最終的には治療が終了する際除去しますが、1~2日で歯ぐきは塞がり、1か月もすると骨も再生しますので

安心して下さいね^^

 

アンカースクリューは当院での取り扱いは行っておりませんが、ご相談自体は可能ですので

ご不明点等ありましたらお気軽にご連絡ください♪

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